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『瞳の奥の秘密』
瞳の奥の秘密
先週書こうと思ったんですけど、すごく混んでる印象が強かったので、なんかそれだけでいい映画観たな!という感想にいたりそうなんで冷ましてみましたが、やはりいい映画だと思います。
今年のベストに入ると思います。

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1974年ブエノスアイレス。
結婚間もない女性が自宅に一人でいるときに襲われ惨殺されているのが発見される。
刑事裁判所で補佐官をしていたベンハミンは、乗り気でないながらも調査に赴くが、あまりに凄惨な現場につい事件に引き込まれてしまうのだった。
ちょうどその頃赴任した若く美しい上司イレーネに心惹かれるベンハミンだったが、彼女との階級の違いになかなか踏み込むことができない。
その気持ちのやり場を外に向けようと、同僚の飲んだくれパブロと共に事件捜査に乗り出す。
すぐに容疑者が捕まるが、それは裁判所のライバルが出世のためにねつ造したということがわかり、より一層事件に執着していくベンハミンら。
被害者の夫との会話から容疑者が判明するが、タッチの差で逃がしてしまう。
許可の出ないまま勝手に容疑者の実家に押し入り、男からの手紙を押収するベンハミンだったが、それが元でもともと証拠の乏しかった事件は捜査を中止せざるを得なくなるのだった。
それから一年、偶然被害者の夫と再会したベンハミンは、毎日違う駅で容疑者を待つという夫の情熱にうたれ、事件の再調査をイレーネに申し込むが・・・。
というのが、25年前の事件で、刑事裁判所を退職した現在のベンハミンが、そのことをもとに小説を書きながら過去と向き合い自分の中でだけでも決着をつけようとするというのが筋書きですが・・・いや、書ききれない。

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昔の映画みたいな、なんかもったりした撮り方してるんですけど、ところどころに笑えるところがあったり、過去と現在のシーンがフェードアウトでしきられているからか、長さの割には飽きないですし、ついつい物語に入れ込んじゃうので、最後のめくるめくシーンの羅列に感情がゆさぶられてしまうというか・・・
ベンハミンは見た目いい男なんだけど、いい年してバレバレの片思いして、その相手からあんなに促されてるのに告白できなかった中年(40にしか見えないし、イレーネの若作りはキツい・・・)で、思いを言い出せなかったくせしていまだに彼女に対して未練があるということを書いた小説を、何十年ぶりかに彼女を訪ねて読ませるという、シャイなんだか図々しいんだかわからない男ですね。
煮え切らないロマンチスト。 でも言ってみれば、腐敗した政権下で殺人者が野放しにされ、自分と間違われて友達が殺されてるというのに、そんなことに躊躇うなんてのんきな奴ですよね。 彼を狙う殺人者や妻を殺された夫のほうが、よっぽど切実で事態を理解している。
死刑には反対であるということにベンハミンと夫は意見を同じくするけれど、その中身の違いにあののんき男がやっとわかった時に、私も驚愕してしまったのでした。 ああ、私も部外者だったのです。
話は戻りますが、お互い相手が気持ちを言ってくれるまで待ってたらすごい時間経っちゃってましたね。 私はそんなに待てなかったので、もったいないから自分から言うことにしました。 てへへ。
しかし、あんな衝撃を受けて結局それか!と思わないでもないラストがちょい損してるかなと思ったのでした。
星二つ★★
ではまた~

『瞳の奥の秘密』 ★★

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[2010/08/26 16:57 ] | 映画 | トラックバック(0)
『ボローニャの夕暮れ』
ボローニャの夕暮れ
こんなにあいまいでぼかした映画に心を動かされるとは・・・。

第二次大戦直前のイタリア、ボローニャ。
ムッソリーニの独裁政権や戦争間近の緊張にさらされながら、高校教師ミケーレは妻と娘とささやかながらも穏やかに幸せに暮らしていました。
自分の容姿に極端なコンプレックスを抱いていた娘ジョヴァンナを勇気づけようと、ミケーレは成績不振だけれども美男子の生徒に進学を条件にジョヴァンナとの交際を頼みます。
そんなことを知らないジョヴァンナは、恋に浮かれて有頂天になりますが、実は彼が自分の美しい親友とつきあっていることを知り、激情にかられ親友を殺してしまうのでした・・・。
ジョヴァンナの事件は、被害者が有力議員の姪であったこともあり、ボローニャ中のスキャンダルとなってしまいます。
娘の罪を受け入れることができない妻、精神に異常をきたしてしまった殺人者の娘。 夫であり父親であるミケーレは、一家の家長として重大な決意をするのでした・・・。

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ミケーレって、いい人にありがちなついてない奴なんですよ。
自分に自信がもてない娘を元気づけたいと思うのって、父親なら当たり前の親心ですよね。
それが、まさかの悲劇を生んじゃうんですが、そんなことってなかなか起きることじゃないじゃないですか。 なのに起きてしまう。
これは不幸の星のもとに生まれてしまった男の物語でもあります。
幸せに暮らしているというのはある意味ミケーレの願望であって、最初から奥さんはミケーレより隣に住む夫の親友の警官をチラ見してるし、本当に幸せそうには見えない。
そんな家族だからこそ起きてしまった悲劇に耐えられないのです。
男として隣の警官に見劣りしてしまっていたミケーレなんですが、この悲劇にあたってある決断をするあたりにがぜん私の心は揺さぶられてしまいました。
娘を拒絶してしまう妻に罪悪感を持たせたくないと、娘を支えることを理由に妻を警官に託すのです。
そう!ミケーレは親友と妻とが惹かれ合っていたことに気づいていたのです。 泣ける・・・。
戦争の混乱はまた別の不幸も生むのですが、この場面があったからこそ、一度は切れてしまった家族の絆がまたひきよせられていくという最後に違和感がありませんでした。 感動しました。
これこれこうなんだ!と明確なハッピーエンドではないです。 むしろぼやかしてあります。
娘の罪を主題にしてるわけではなく、家族の絆を試しているような映画なので、それが逆に良かったのでした。
星2つ半

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あっちー。 頭溶けてきました・・・
ちょっとお昼寝します。
ではまた~

『ボローニャの夕暮れ』 2・5★

[2010/08/20 10:14 ] | 映画 | トラックバック(0)
さわやかすぎるだろう・・・
クレイジー・ハート』を観ての感想です。
さわやかすぎるってば・・・。

先に言っておきますが、お勧めじゃないので割と最後まで書いちゃいました。 ご注意ください。

今年のアカデミー主演男優賞をジェフ・ブリッジスが受賞したので、ものすごく期待してしまったから、そんな気持ちになってしまいました。
ガーっと喉をやくウィスキー飲んだつもりが、あれ、気が抜けたコーラじゃんか、とビックリした感じです。
でも人によっては感じ入るところもあるのはわかるんですけど。

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昔のヒット曲を歌いドサまわりの旅を続ける盛りが過ぎたカントリー歌手バッドが、駆け出し子持ち記者ジーンと出会い恋に落ちる。
離婚したばかりの彼女は、バッドとの出会いに戸惑いながらも関係をすすめていく。
一方バットは、かつてのバンドの後輩で今や大人気歌手となったトミーの前座を務めることになり、さらにトミーから彼のための新曲を依頼される・・・。
すみません、あまりにもとりとめなく書いちゃう感じなんで、あらすじはこのへんにします。
バッドがアル中なこと、自分が作る新曲は自分が歌いたいというこだわり、バッドが本当の息子との関係をやり直したいと思うなど、物語に出てくる様々なことが割とあっさりしてて、こだわりもあっさり捨てちゃうように見えちゃいますし、なんかジーンとの決定的な別れも、どうしようもないという気にならず、結果最後のシーンも脂気が抜けたおじいちゃんと娘が昔話をしてるように見えてしまいました。

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この映画って、オヤジの脂気を抜かすというのが主題なのでは?とまで、思いました。
星ひとつ★

最後にジーンと再会するとこで、彼女にはもう別の相手がいるんですけど、そうじゃなきゃ話しかけてこないよなーと、なんとなく思ってしまいました。
大金の小切手もこれまたあっさり受け取るし・・・。
あ、彼女がいけ好かない女だと私は思っていますと言いたかっただけです。
しかしあっさり味・・・。

ガツンとしたもの欲しいです。
ではまたー

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『クレイジー・ハート』 ★

[2010/08/12 20:16 ] | 映画 | トラックバック(0)
『ゾンビランド』
阿佐ヶ谷に串揚げの店があって、六十くらいのご夫婦がやってる小さい店なんですけど、ここなんか居心地いいんですよね。
味はまあ揚げたてなんでもちろんおいしいです。
が、それより10時過ぎるとお客がパタッとやんで今までのお客も帰りだし、半過ぎてまだ帰る気配がないとなると、途端におばさんがイライラしだして面白いです。多分疲れちゃうんでしょうね・・・。
そんなおばさんに頼むビール、うまいですよー。 あはは。 終わりの時間書いてないのが悪いんだもんね。
去年先輩の友達に連れてきてもらってからのつきあいですけど、また行こうっと。

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ゾンビランド』夏っぽくて、面白かったです。
走れるゾンビ、怖いです。
イカとクジラ』で自身のアイデンティティに悩むティーンエイジャーの息子を演じたジェシー・アイゼンバーグが、ウディ・ハレルソンやらビックリゲストを抑えて主演してます。
いつまでも悩めるティーンエイジャー・・・。 ティーンじゃないけど。

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ゾンビウイルスにやられゾンビだらけになったアメリカは今やゾンビランド。
ゾンビにならないために自分で作ったルールを忠実に守り、数少ない生き残りとなった青年コロンバス(アイゼンバーグ)は、故郷コロンバスを目指していた。
途中ゾンビ撲滅を誓う男タラハシー(ハレルソン)と出会う。
意気投合したわけではなかったが、男の行き先タラハシーがコロンバスと同じ方向だったことから一緒に旅することに。
順調に東へ向かう二人。 しかし詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックに車と武器を奪われ、復讐に燃えるタラハシーは新しい車と武器を手に姉妹を追いかけるのだった。
その頃姉妹はゾンビがいないというハリウッドの先の遊園地パシフィックランドを目指していた・・・。
映画と同じ長さ、話しちゃう感じになってきたのでこの辺にしときます。

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面白い!!
ただのホラーコメディではなく、ちゃんと青春映画としても成立してます。
既存社会が崩壊してしまった後の世界。
彼らはしかし今までの常識に基づいた生活をしてますが、本名を名乗りあいません。 もうそんなこと教えても仕方ないし、なかなかのんきに旅してるように見えながらも、実は命がけの毎日、そんなすぐに信頼しあえませんもんね。
けれども旅をしていくうちに、次第に打ち解けあい、仲間になっていくさまは正しいロードムービーです。
特に、こんなことにならなきゃ引きこもりのままだった青年コロンバスが、こんな状況だからこそ恋をし、好きな女を助けに行くと行動できるようになる。 親が見てたら涙ものですよ。
あー、こう書くとなんとありきたりな展開。
でも、ありきたりでいいんすよ。
付け足しですが、リトルロックのアビゲイル・ブレスリンちゃん。 まだかわいいなあ。
ビックリゲストは、観てビックリしてください。
とにかく暑いうちに観るべしです。
それじゃまた。 星2つ★★

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『ゾンビランド』 ★★

[2010/08/05 20:58 ] | 映画 | トラックバック(0)
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