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『華麗なるアリバイ』
ミステリの女王といえば、やっぱりアガサ・クリスティだと思うんですけど、彼女の作品は意外とフランスで映画化とかドラマ化されてるんですよね。
なんでかって、クリスティの作品には根底に愛憎があって、利益のための殺人にも必ず愛が存在するからだそうです。そういうのフランス人て好きそうですもんね(偏見)。
私が一番好きなのは『ナイル殺人事件』ですが、あれも利益のために自分を愛してくれてる人間を殺そうとするバカな男を愛してしまった女の話でした。

華麗なるアリバイ』は『ホロー荘の殺人』を元にしたものです。
予告でも言っていましたが、名物探偵ポワロが灰色の脳細胞を駆使して解決した物語なのに、ポワロは出てきません。
彼抜きで話を進めるので、より愛憎色が強まった気もするんですが、偶然居合わせて謎が明らかになるラスト(誰が居合わせたのかは秘密です)に物足りなさを感じるのはしょうがないかなと思いました。
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上院議員の田舎の家に週末招かれたのは銀行員夫妻、若い作家の卵、議員の妻の姪、さらに銀行員の愛人の彫刻家だった。
姪は作家の卵を、作家の卵は彫刻家を、彫刻家は銀行員を愛していたが、家庭を壊す気のない銀行員は妻の手前彫刻家とは何の関係もないふりをしている。
それだけでも大変なのに、秘密のお客様として議員の妻が夕食に呼んだのはイタリアから来た女優だった。実はその女優に捨てられ、銀行員は浮気がやめられなくなったのだ。
二人の間にあるものに気づき、嫉妬心をむき出しにする彫刻家だったが、その夜銀行員は女優の誘惑に負けてしまう。
しかしそのことで、銀行員は女優への未練が今の自分にはもうないことを知るのだが、翌日彼は庭のプールで撃ち殺されてしまうのだった…
拳銃の音で集まった者たちは、そこに銀行員の死体と彫刻家、銀行員の妻の姿を見る。
妻の手には拳銃が握られて・・・。

あー、あんまりうまく書けないです。
銀行員役がランベール・ウィルソンで、私もあんまりフランス映画を観ないからか、彼はいつも浮気してる気がするのですが、気のせいでしょうか。
魅力があるから殺されちゃうんで、登場人物もそれに合う役者を選んでいるのか、全体的に地味な配役な感じです。
ミュウミュウとかテデスキとか、あんまり派手な感じしないですもん。
でも、地味だというとしっかりした映画と思ってしまう。そんなトリック映画でした。
星一つ★

同じクリスティ原作なら『ゼロ時間の謎』の方が面白かったです。
メルヴィル・ブポーとかキアラ・マストロヤンニとか、それぞれ派手な美男美女なのに、この二人がカップルになるとなんだか違和感があるんですよね・・・。
まあ、メルヴィルの執念には恐れ入ったし、崖登ってるの見られてた!とか、嘘だった!とか、どうして騙されるんだよ、と同い年のよしみでメルヴィルの肩を揺さぶりたくなります。
これは、星一つ半かなあ
それでも低い星なのでした。
ではまた・・・
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『華麗なるアリバイ』 ★
『ゼロ時間の謎』 1.5★

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[2010/09/23 20:36 ] | 映画 | トラックバック(0)
『トラブル・イン・ハリウッド』
トラブル・イン・ハリウッド
バリー・レビンソンといえば、『レインマン』とか『バグジー』『ディスクロージャー』なんかを撮ってるハリウッドの大物監督な感じですけど、私はブルース・ウィリス、ケイト・ブランシェット、ビリー・ボブ・ソーントンの三角関係がうらやましかった『バンディッツ』が好きです。
同名ドイツ映画もあったけど、どちらもおもしろかった。
多分あれは十年くらい前に観たやつで、あれからなんか名前を聞いてなかったような気がしてましたが、久しぶりに新作を観て、なんだかお互い年をとったんだな・・・となんとなく思ってしまったのでした。
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バニティーフェア誌が選ぶ大物プロデューサー30に選ばれたロバート・デ・ニーロだが、写真に写る立ち位置がどんどん真ん中からずらされていく。
それは最近彼を襲った仕事上の‘悲劇’によるためだ。
否応なくデ・ニーロはこの二週間の悪夢を思い出す・・・。
始まりはショーン・ペン主演の新作の試写会だった。内容もおもしろくなく、あろうことか最後に犬を撃ち殺すシーンがあったため、なおさら観客の反応が悪かった。
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週末にはカンヌ映画祭。このままでは出品できないと、資金を出した映画会社の社長は嫌がる監督に編集しなければキャリアはおしまいだと詰め寄る。
デ・ニーロは離婚した二人目の妻、ロビン・ライト・ペンにまだ未練があるが、どうやら彼女には新しい恋人ができたようだ。その相手は自分の知っている男かも、と疑うデ・ニーロ。
さらに、別の新作の撮影直前の今、ブルース・ウィリスが髭面でしかも太った姿で現れた。
今更体は無理でも、髭をなんとかしなければ撮影中止を迫られるが、ウィリスは意固地になってそれを拒否する。
時間が進むたびに新たな問題が起き、振り回されてしまうデ・ニーロ。
果たして問題はうまく片付いてくれるのか?
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というような話です。
まあ、片付いてくれなかったから立ち位置がどんどん外されていくのですけど、物語の流れもガチャガチャした感じも若さがもうなくなったことを自覚した感じがして、なんだかな、と思いました。
『バンディッツ』の時に感じた軽やかさがなくなってしまって、出てくる人も余計年をとっているように見えてしまうのでした。

しかし、最近のロビン・ライト・ペンにはムカつきますね。
強く出られると断れない女がモテるのが世界的なのはなぜなんでしょうか。
あー、イライラする。
思えば彼女はそんな役ばかり。はっきりしろよ!と揺さぶりたくなります。
まさかショーン・ペンはそんなとこに惹かれてるんじゃないでしょうね・・・
割と笑えるし、物語もしっかりしてるのですが、相対的に考えるとロビン・ライトのことしか残らないので、星一つ半ですね。
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ハリウッドの内幕ものだと『ザ・プレイヤー』の方がおもしろいですよ。
グレタ・スカッキの前歯に心惹かれちゃいます。

昨日今日、急に冷えたので、なんだかイマイチな体調なんですけど、気を引き締めないと!がんばらないと…
ではまた

『トラブル・イン・ハリウッド』 1.5★

[2010/09/17 11:28 ] | 映画 | トラックバック(0)
喉元すぎて
暑すぎて表に出る気になれず、ほんとビール買うくらいしか外に出なかったりして、そろそろ西友にも飽きてきた今日この頃。昨日の台風のおかげでやっと昼間外に出ました。でもずぶ濡れ・・・

ぼくのエリ 200歳の少女
これタイトルがいいですよね。なんかの歌みたいで。
いじめられっ子の少年の家の隣に引っ越してきた少女マリ。
夜の公園で知り合った二人は急速に惹かれあっていくが・・・。
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マリには最初お父さんのような面倒をみてくれるおじさんがいるんだけど、彼女の世話のための献身さをみても、二人の間には保護者と言うよりもっと違った愛情があるような気がします。まるで恋人みたいな、夫婦みたいな。
そんな雰囲気を持てる12歳くらいの少女。お前はナタリー・ポートマンか。
要するにマリは吸血鬼なんです。見かけは子供だけど、中身は200歳くらい。
そんなマリの不思議な魅力に、老若男女が引き込まれちゃいます。
いじめられっ子の鬱屈した毎日に、そんな女の子が登場したらそりゃあ好きになっちゃうよなあ、という納得のシーンの連発。
意外なところで見せるマリの愛情表現。少年に対してじゃなくて申し訳ないのですが、特に自ら「身元不明」になったおじさんに会いに行くシーンは、すごく印象的です。
どの場面も雰囲気があって、いいなと思いました。最後のプールの場面なんか印象的だしマリの激しい愛を感じるのですが、なんだかんだで最終的に少年があの「保護者」おじさんになる未来が見えて、どうなのかな・・・という気になりました。
これはでも、すごくはまる人がいると思います。
星一つ半。
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シュアリー・サムデイ
小栗旬初監督作で、よくまとまってると思いました。
いつもついイラついてしまう小西真奈美のウイスパーボイスも初めて魅力的に思えましたし。
ただ、バンドの曲があれだとなんか爆発的な勢いに欠けちゃうから、ロックにしてくれたら良かったのと、結局のところ主人公たちが空回りしちゃったような結末だったのが残念でした。
69』にすごくインスパイアされちゃってんのはわかるんだけど、あれはこの十年で一本あるかないかの青春映画なので、なかなか越えられないと思います。が、やろうという試みは大いに評価したいですし、『キサラギ』とか面白い映画に参加してきた小栗旬のキャリアとセンスが感じられて、次回作が観たくなりました。
星は一つ半です。
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午後の紅茶のピーチのやつ、初めて飲みました。
うまかです。
爽やかな気持ちになります。
ではまたー

『ぼくのエリ 200歳の少女』 1.5★
『シュアリー・サムデイ』 1.5★

[2010/09/10 10:27 ] | 映画 | トラックバック(0)
『カラフル』
森絵都のベストセラー小説を『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズで名声を得た原恵一がアニメで映画化。
このニュースを聞いた時、もうすでに中原俊でやっとったやないの、と心配してしまいましたが、アニメと実写との違いもあれだったけど、どちらもいい映画だな、と思いました。

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死んだはずの少年が、あの世に行く前にプラプラという男の子に呼び止められる。
実は彼は死ぬ前に大罪を犯し、その報いで地獄に行くはずだったが、抽選に当たり、輪廻の輪に戻るためのやり直しの機会を与えられるという。 他人の体を通じてまた元の世界にホームステイをし、自分の罪を思い出すのが課題だ。
心の中が絶望でいっぱいだった少年は、その申し出に乗り気ではないながらも、強制的に参加させられてしまう。
少年が借りることになった体の持ち主は『小林真』、中学三年生。
彼は遺書も残さず自殺し、その魂は消滅してしまったから、体を自由に使えるのだ。
抵抗を感じながらも少年は、小林真として目覚めることに。
果たして少年は小林真として生きながら、自分の罪を思い出せるのか。
また『真』自身も、自殺するだけあって、家庭にも学校にもかなり問題があり・・・。

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実写版の主役って、田中聖(KAT-TUN)だったんですね。
ケーブルでやってるのを久しぶりに観て、思い出しました。
中原版も今回の時も、主要人物の棒読みが気になるんですけど、でも中学生とかあのへんて普通の子もなんだか棒読みでしゃべってる気がしませんか。 それって、まだ会話に真似している要素が入ってるからなんだそうです。 自分の言葉をまだしゃべってないから、そう聞こえるんだと、誰か言っていたのを思い出して、逆にリアリティあるじゃん、と思いました。 どうでもいいことですけどね。

全く知らない男の子として、手探りながらも生きていくことで、最初は孤独だった少年のまわりにはひとつひとつ大事なものが増えていきます。
また、いろんな経験で芽生えてくる感情。 それは楽しかったり、嬉しかったりするだけではなく、悲しみや痛み、寂しさなどもあったりします。
生き直していく少年・真が、きれいな色だけじゃなくていいんだ、と言えた時、私もプラプラと同じ気持ちになりました。 星2つです★★
それではまた~
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カラフル』 ★★


[2010/09/03 10:15 ] | 映画 | トラックバック(0)
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