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ソーシャル・ネットワーク
「ゴールデングローブ賞4冠!」と今話題の『ソーシャル・ネットワーク』をまだ「最有力!」だった月曜日に観てきましたが、すごく面白かったです。
インターネットが発達 (?言い方おかしい) したのって、ここ十年くらいだと思うんですけど、パソコンの普及率が高くなってるな、とほんとに実感します。
幼稚園の子も持ってますし、一家に一台のレベルじゃなくなってますよね。 と、言っても私は持っていませんが (幼稚園以下とか言わないで・・・) 、そんな私だって携帯電話がありますので簡単にインターネットにつながれちゃう世の中になりました。
田中角栄先生が目指した世界に近づきましたな。
SNポスター
さて物語はネット社会黎明期、マイスペースを活用した世界最大のソーシャルネットワーキングサービスSNS‘フェイスブック’を作り上げる直前のハーバード大学生、マーク・ザッカーバーグが恋人エリカと喧嘩したあげくに振られてしまう所から始まります。
寮に戻ったマークは、空きっ腹に飲んだビールの勢いでブログに元恋人に変わったエリカの悪口を書き、同時に全ハーバード学生寮のサーバーをハッキングし、得た女子学生の写真を使って誰が一番ホットかというサイト、フェイスマッシュを、親友のエドウァルドらの協力で立ち上げます。
サイトは開設から二時間後、パンク寸前の回線とハッキングに気づいた大学側により強制閉鎖され、マークは学内の査問会で厳重注意を受けた挙げ句に全女子学生から嫌われてしまうのでした。
しかし、たった二時間で回線がパンクするほどのサイトを作り上げたマークの才能に目を付けたボード部エースの双子ウィンクルボス兄弟やその友達は、マークにあるサイト開発の依頼を持ちかけます。
ハーバードのエリート学生は学内外の女子から恋人や結婚相手に最も望まれているのに、実際彼らは勉強に部活に忙しく恋人を作りたくてもなかなか作る機会がない。 そこで簡単に男女が知り合えるサイト、「ハーバードコネクション」を作りたいと言うのです。
いわゆる出会い系と誤解されないように、ハーバードのアドレスを使い、よそとの格差を図るとも。
その依頼を一旦は引き受けるマークでしたが、実際はそれを基に、もっといい企画としてソーシャルネットワーク (ネット上の社交サイト) である‘フェイスブック’をエドウァルドから資金を得て開設してしまうのでした。
サイトはアメリカだけでなく世界中に爆発的に普及していきます。
結局二件の訴訟を起こされ、その訴訟を通じて過去が描かれる形で物語が進むのですが、まあ訴えられても仕方ないかな、と思うことをマークはしています。
江川達也の『東京大学物語』みたいに、あまりにも早い思考の持ち主である天才・マークに我ら凡人はなかなかついていけないのと、さらにその無表情故に彼は冷酷だとか平気で人を裏切る奴だみたいに思われてしまいます。
ほんと何考えてるのかわかんない奴なのですが、最後にあんなこと (マジでか・・・みたいなこと)されちゃうと、一転して彼をいい奴までいかなくても不器用な奴、と思ってしまうのではないでしょうか。

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マーク役のジェシー・アイゼンバーグは、『イカとクジラ』での思春期全開の自意識野郎から『ゾンビランド』の草食男子と、センシティブ (内気で恥ずかしがり) な役が多いですが、今回もそうですね。
でも表情に乏しいながらも (演技が下手なわけでなく) 、親友エドワルドと久しぶりに再会した時の顔なんかかわいいじゃねえか、とか思っちゃいました。

エドワルド役のアンドリュー・ガーフィールドも、親友に尽くしに尽くしたのに裏切られてしまった怒りと悲しみをうまく表現していたし、彼が登場した時に、ハーバードの学生の質の高さを認識してしまいました。 それはエリート兄弟や、その友達にも言えます。
でもハーバードの紳士は人を殴らないし訴えたりしない、って、育ちのいい奴はこれだから・・・、プライドが高く世の中に甘えがある。
傲慢な紳士性はギャフンと言わされてもさもありなんですよね。

また、マークとエドウァルドとの仲を引き裂く、起業家ショーン役のジャスティン・ティンバーレーク。
私はあんまり音楽に詳しくないんだけど、昔から彼のこずるい感じが嫌いです。
なんでアメリカ女子が彼を好きなのか、とんとわからんです。
しかし、この映画を観て、アメリカ人も彼のこずるさを認識しているのがわかり、ほっとしました。
最近は誰かとのコラボばっかりだし、しっかりしないとジャスティンと言えばビーバーになっちゃうぞ、って話です。

フェイスブックに馴染みがなくても、mixiみたいな感じなんで、わかりづらくはなかったです。
でも紹介制とはいえ、mixiと違ってみんな実名で登録するので、セキュリティーとかどうなってるのかなとか気になりましたが、mixiにも入ってない私が心配することではないですね (しょ、紹介してもらえないからじゃないです) 。

ビジネスを描いたと言うよりも、なんかすごいことを成し遂げる若者たちの勢いとかエネルギーとかを描いた青春物語で、大きすぎる成功に飲み込まれる者や、栄光の代償に無くした物、それに伴う痛みなんかがよく描かれていて面白かったです。
星3つ★★★

デビッド・フィンチャー監督の次回作は『ミレニアム』のリメイクなんですって。
これまた早く観たいです。
今年はほんと楽しみが多いなあ。
あー、『BECK』全巻買おうかな・・・。
『町でうわさの天狗の子』もおもしろいな・・・。
マンガばっか読んでると、現実で幸せになれないというのは本当でしょうか?
違うと言って・・・
あ、『7人のシェイクスピア』もおもしろいです。
ではまたー

『ソーシャル・ネットワーク』 ★★★

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[2011/01/21 10:27 ] | 映画 | トラックバック(0)
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