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『告白』
すごく面白かったです。
面白いという言い方は違うかな。見応えがあって、二時間ないところも良かったです。

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松たか子のかわいさが私にはよくわかんなかったんですが、だって出始めの頃のヤマザキのCMなんか、なぜにおまえが酒井美紀 (彼女も田舎くさい感じですけど、可憐さがあります) を押しのけたのだ!と親の七光りを疑わざるを得ない不細工さでしたよね。
ひとつ屋根の下2』のなんちゃって不良少女とか、『ロンバケ』の高嶺の花役とかちょいちょい無理がある役をやってて、観る度にちっとも良さがわかりませんでした。
ロンバケ』なんか、金持ちってだけで全然普通の子じゃんか、と貧乏人のひがみ根性まるだしの感想ですみません。その後月9のヒロインって、よっぽど今女優不足なんだと思ったくらいです。まあそれは観てないんですけど・・・。
しかし、岩井俊二の『四月物語』で、彼女の鬱の魅力が目に付きました。
私が見てた松たか子って、不利な持ち手しか出してなかったんじゃないのかな、と思うようになりました。
調子に乗りやがってと思って聴いた歌がうまかったり、初めて観た舞台が良かったりと。
そんなこんなで最近は、彼女も美人を表に出さなくなり、若いのに引き出しが多いなあ、と認識を改めていたのでした。
去年の『ヴィヨンの妻』も良かったです。

告白』に戻りましょう。
湊かなえのベストセラー小説を、『下妻物語』の中島哲也が映画化したものですが、やっぱりこの監督はアレンジがうまいです。
物語は森口悠子という女教師が三学期の終業式のクラスで、教師を辞めることを告げることから始まります。
原因は事故だとされた娘の死で、彼女は生徒たちにその死の真相が殺人だったこと、犯人がこのクラスの生徒であるということも明かします。
そして警察に届けても中学一年生という年齢から、たいした処分は受けないことを考えて、たった今、自分なりの復讐をしたことを告白するのでした。
以降、その告白を受けた中の女生徒や、犯人Bの母親、犯人B、犯人Aの告白が続き、最後にまた森口が告白することで本当の復讐が完了するという恐ろしい話でした。

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子供を殺された親の怒りや憎しみの深さとか、復讐を行いながら自分の心を殺していった森口にはぞっとする思いがします。しかし、きれいごとでは収まらないその気持ちもわかってしまうのです。
また、小説を読むというのはどうしても読み手の心を通してしまうので、その他の告白者たちにも共感してしまうところもあり、その内容から知らされる状況がだんだん悪くなっていくところに、つい引き込まれてしまいました。
しかし、映画はもっと違った印象で、勝ちながら負ける、ということを意識していたのではないかと思います。
最後の森口・松たか子の一言。あれでスカッとする人は多分いないと信じたいんですけど、いやな気持ちになるのにやるのをやめることができない悲しみがありました。やー重苦しかったです。
星三つで★★★

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ウェルテル役の岡田将生は、ああいう先生いたなーと思いました。
小説にくらべてかわいげがありましたけど、このあとの『悪人』といい、岡田君はイメージ変えたいのかな。
できたら透明感はずっと持っててほしいですね。

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『告白』 ★★★

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[2010/06/11 20:36 ] | 映画 | トラックバック(0)
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