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『ボローニャの夕暮れ』
ボローニャの夕暮れ
こんなにあいまいでぼかした映画に心を動かされるとは・・・。

第二次大戦直前のイタリア、ボローニャ。
ムッソリーニの独裁政権や戦争間近の緊張にさらされながら、高校教師ミケーレは妻と娘とささやかながらも穏やかに幸せに暮らしていました。
自分の容姿に極端なコンプレックスを抱いていた娘ジョヴァンナを勇気づけようと、ミケーレは成績不振だけれども美男子の生徒に進学を条件にジョヴァンナとの交際を頼みます。
そんなことを知らないジョヴァンナは、恋に浮かれて有頂天になりますが、実は彼が自分の美しい親友とつきあっていることを知り、激情にかられ親友を殺してしまうのでした・・・。
ジョヴァンナの事件は、被害者が有力議員の姪であったこともあり、ボローニャ中のスキャンダルとなってしまいます。
娘の罪を受け入れることができない妻、精神に異常をきたしてしまった殺人者の娘。 夫であり父親であるミケーレは、一家の家長として重大な決意をするのでした・・・。

07pg.png

ミケーレって、いい人にありがちなついてない奴なんですよ。
自分に自信がもてない娘を元気づけたいと思うのって、父親なら当たり前の親心ですよね。
それが、まさかの悲劇を生んじゃうんですが、そんなことってなかなか起きることじゃないじゃないですか。 なのに起きてしまう。
これは不幸の星のもとに生まれてしまった男の物語でもあります。
幸せに暮らしているというのはある意味ミケーレの願望であって、最初から奥さんはミケーレより隣に住む夫の親友の警官をチラ見してるし、本当に幸せそうには見えない。
そんな家族だからこそ起きてしまった悲劇に耐えられないのです。
男として隣の警官に見劣りしてしまっていたミケーレなんですが、この悲劇にあたってある決断をするあたりにがぜん私の心は揺さぶられてしまいました。
娘を拒絶してしまう妻に罪悪感を持たせたくないと、娘を支えることを理由に妻を警官に託すのです。
そう!ミケーレは親友と妻とが惹かれ合っていたことに気づいていたのです。 泣ける・・・。
戦争の混乱はまた別の不幸も生むのですが、この場面があったからこそ、一度は切れてしまった家族の絆がまたひきよせられていくという最後に違和感がありませんでした。 感動しました。
これこれこうなんだ!と明確なハッピーエンドではないです。 むしろぼやかしてあります。
娘の罪を主題にしてるわけではなく、家族の絆を試しているような映画なので、それが逆に良かったのでした。
星2つ半

photo.jpg

あっちー。 頭溶けてきました・・・
ちょっとお昼寝します。
ではまた~

『ボローニャの夕暮れ』 2・5★

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[2010/08/20 10:14 ] | 映画 | トラックバック(0)
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