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マジでか・・・
ハリウッドで『AKIRA』がリメイクされるとのことですが、なんと実写でやるそうです。
『ドラゴンボール』で懲りないのか、それともよっぽど自信があるのか、外人キャストでいくそうで、勇気あるなあ・・・じゃなく、やっぱり日本人とかせめてアジア系とかでやってくんないと嫌だな、と思ってます。
主役の金田 (もちろん名前はかわるんだろうけど) は、我らがネオ、キアヌ・リーブスがオファーされてるそうです。
そりゃあキアヌは欧米人て言うよりも、ブッダをやったくらいだから東洋系の顔してると思われてるんでしょうけど、「四十七士にいたハーフ」といういささか無理目の役に挑戦します、っていうあの記者会見を見ればわかるように、全く外人ですからね。
どうなるんでしょうか。
『マトリックス』シリーズは『AKIRA』に影響されたそうなので、だからネオをやったキアヌが候補にあがるのも仕方ないのかな。
まあ、それだったら哲雄役にはジャスティン・ティンバーレークを推薦します。
あいつ以外いないって。
卑怯な役得意な顔してるし・・・
あ、ひどいですね。すみません。

八日目の蝉
これはもしかしたら今年一番いいかもしれません。
『空中庭園』の角田光代が、世間一般の「母性」という概念に反発して書いたとしか思えない衝撃作の映画化です。
角田光代自身、エッセイとかこの作品での爆笑問題の太田光との対談とかを読んで、厳しい、難しい人なんだろうな、と感じるんですが、それは彼女の書く小説の主人公がいつも何かしらの問題と戦っていて、ほのぼのした気持ちにならないからかもしれません。
それが彼女の持ち味なんですけど。
ストイックな感じ・・・わかりますか?

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不倫相手との子供を中絶したために子供を産めなくなった希和子が、相手側の生まれたばかりの赤ん坊を衝動的に誘拐してしまう。
不倫相手への愛憎、妻からの執拗な嫌がらせ、二度と命を産み出せなくなった喪失感に追い詰められての犯行だったが、赤ん坊と共に逃避行を続けていくうちに愛情は深まり、捕まるまでの約四年間必死に二人の生活を守ろうとしていた。
「薫」と呼ばれていたその子供「恵理奈」は大学生となっていたが、家庭になじめずさらに事件の傷跡が未だに癒されないバラバラの家族から離れ一人で暮らしていた。
そんな恵理奈のもとに事件のことを書きたいとジャーナリストを称する女が訪ねてくる・・・。

小説の方は結論で言うと、厳しいんですよね。
宮部みゆきの「これだけのことしてやったのに裏切られました」みたいなくどい書き方もどうかと思いますが、厳しいんですよ。
でも映画になってみると、いろいろ設定が変わっていたこともありますけど、その厳しさが心に響くんですよね。
キャストではまず誘拐犯・希和子をやった永作博美が、言われてるとおりすごかった。
永作博美って、さっぱりしてる風を装ってジメジメしてる感じがするんですよね。
人のセックスを笑うな』でのズルい年上女も、ジメジメした所がないと成立しない役でしたけど、今回はそれがぬかるみみたくなって女の業を表現できていたと思います。
いや、すごかった。

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恵理奈を訪ねてくるジャーナリストは、逃亡していた希和子と恵理奈/薫が一時期滞在していた宗教法人施設で一緒に暮らしていた女の子マロンだったんですが、彼女を演じる小池栄子の、人との会話が明らかに苦手そうなのに一生懸命恵理奈とコミュニケートしようとするいじらしさが小説にはない和みの一つです。

恵理奈は、家族になじめないまま誰にも心を開けずに育ち、なぜ事件に巻き込まれたのは自分で、なぜ今自分は幸せではないのかという思いや、希和子との生活が遠くなるにつれて、希和子が自分たちから幸せを奪ったと思うようになります。
人を好きになってもまた置いていかれるかも、と無意識にバリケードをはり、誰にも心を開かずにいたのに、うっかり妻子持ちの男を好きになり妊娠してしまいます。
花より男子』の一生懸命さとはまた違った意味で一生懸命に人生と戦う井上真央に、今回すごく共感しました。
強がりと中にある脆さとか。
劇団ひとりに「好きになってくれてありがとう、いろいろしてくれてありがとう」って言うところ泣けます。
恵理奈が愛された記憶を探しに行くのが、後半の主題なんですけれども、いろいろな悲しいこと辛いことが、そこにたどり着いた時に昇華されていくのを、この映画は無理やりではなく嫌らしくもなく描いていました。
そこが素晴らしかったです。
器用に生きて来れなかった不器用な人たちが、やっぱり不器用に生きていくというとこにぐっときました。

書いても書いても良さが伝わらないなあ・・・
ちょほ。

星3つで★★★

ではまた

『八日目の蝉』 ★★★

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[2011/05/13 10:47 ] | 映画 | トラックバック(0)
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